PCOT用Spiderweb社ゲーム誤読防止フォントまとめページ
[これまで通りPCOT翻訳で遊べるか]
2024年2月5日、Steamのインディーゲーム紹介のイベント「NEXTフェス」で、 Spiderweb Software Inc.(以下SW社)の新作RPG『Geneforge2-Inpestation』が紹介され、実際に遊べるデモが一週間限定でアップされた。
早速、確認のためにダウンロードしてみる。なんの確認かというと、これまで通りPCOTで滞りなく日本語化して快適に遊べるかどうか。フォントの仕様が『Geneforge1』のときと変わってないか(つまり、以前の誤読防止フォントは使えるかどうか?)を確かめるためである。
結論から述べれば、何も変わってないし、『Geneforge1』と同じ誤読防止フォント画像をそのまま使える。
もともと、最近のSW社のゲームの行間は、以前に比べて広くなっており、改造フォントなしでも、ほとんど読み取り間違いしない *1。安心してPCOT日本語翻訳で遊ぶことができる。
PCOTは、SW社ゲームに合わせて作られてるんじゃないか?と思うぐらい相性がいいから、憂いなく購入しよう。発売は3月27日だが、ウィッシュリストにチェックを入れることがインディーメーカーをかなり実質的に応援することにつながるという。WLの数により、Steamからの扱いが根本的に変わるようだ。
日本からのウィッシュリスト登録が多い・・・という理由で、日本語導入が決まった例もある *2
気になったら、いますぐ、ウィッシュリストにチェックを入れて応援しよう。
[ファーストインプレッション]
●良くも悪くもいつものSW社共通のシステムで作られている。新鮮味はないかもしれないが、安定感あり。シナリオの中身で勝負するという覚悟と自信が見える。
●かつて発売された『Geneforge2』の最新リメイク版。キーアート、オープニングのイラストなどは全面的に描きかえられていてチープ感を払拭。
●一見さんを、排除しない。SW社の作品は続編でも、毎回主人公や視点が変わり、その都度世界感の説明やシステム案内を丁寧にしてくれる。チュートリアルに従っていれば、困ることはない。2からでも問題なく始められる。
●Geneforgeは、SW社のRPGの中でも、独特の世界を構築している。いわゆる剣と魔法で悪の大王を倒しにいくような定番ファンタジーではない。SF的な生物創造の力を駆使してお供のモンスターを従え、独自の世界を渡っていく。メーカーの説明によると、どの派閥につくのも自由であり、戦闘をしないで終えることさえ可能だとか(ホントかなぁ)。
デモをざっと触っただけなので、そんなに細かいチェックまでしていないが、SW社の安心安全クオリティはクリアしているといって間違いないだろう。
3月27日の、製品版発売まで1ヶ月ちょっと。
内容や仕様に大きな変化があるとは考えられない。
あとは発売を楽しみに待つだけだ。*3