◆PCOT翻訳基礎知識：その英語ゲームは、今すぐ日本語で遊べる【PCOTへの誘い】
◆MorrowindをPCOTで日本語訳して遊ぶ【OpenMWという福音】
----
- Morrowind日誌 30日目（2023.03.26）同行二人
- Morrowind日誌 31日目（2023.03.27）穿いてない男
- Morrowind日誌 32日目（2023.03.28）A Taste of Honey
Morrowind日誌 30日目（2023.03.26）同行二人
ドゥエマーチューブなるものを北西の端にある遺跡で拾ってこいとのこと。
単なるお使いだが、そっち方面は便利な交通機関を知らないので、歩いて行くことになりそうだ。
だが、この遠征が長い長い過酷な旅になるとはこの時は思いもしなかった。
嵐に迷った巡礼者らしい男。翌日までに次の巡礼地に行かねばならないらしい。
同じ方向なので、一緒に行くことに。
途中見つけたテントで、誘拐事件に巻き込まれるが解決。
はぐれエルフは誘拐ビジネスにあまり罪悪感を感じていない。
同行者はどうやら待ち合わせの時間に間に合ったようだ。洞窟前で別れる。
想像以上に広大な洞窟だ。ほぼ水没しており、魔法で潜水しつつ探索。
ザリイカ男や肉食魚がうざいが、落ちている貝の中には100G相当の真珠が。
アップアップしながら貪欲に拾う。
Morrowind日誌 31日目（2023.03.27）穿いてない男
町の横の川を渡っていたら、下を穿いてない男が、腰まで水に浸かっている。
またこんなヤツか。
パンツを悪戯で盗られたので、取り返してきてくれと頼まれる。
知ったことか！と言いたい気持ちをぐっと堪えて受諾。
猫人間はかぶれるものがほとんどないので助かる・・・と思ったが、
防御力がいつものとんがり帽子に比べ小さいうえに、
おかっぱベレー帽の女子っぽく見えるのか、男たちの視線が痛い。
ジニシスで買った、なんかの骨ヘルムもかぶれたが、これも防御力弱いし、前が見えない。
どうしたものか。
Morrowind日誌 32日目（2023.03.28）A Taste of Honey
彼女と出会ったのは、ジニシスからドゥーマー遺跡に遺物を取りに行く途中だった。
酷い雷雨である。遺跡が見えたころ、困惑しつつ道に立ち尽くす女がいた。
彼女は、吾輩に追い縋るような目を向け、こう言った。
「この池に大事な指輪が落ちてしまったの」
聞くと、踊り子である彼女は出演時間が迫っているという。
「この雷雨で濡れついでです。取ってきましょう、可愛いお嬢さん」
「まあ、ありがとう。お礼は今晩、宿でゆっくりさせていただきます（微笑）」
だが水草の根元に指輪を発見。拾い上げたとたん、シネットの声がする。
「善い行いは罰せられないよ、よそ者。でも速やかな死がお前を待っているわ」
くそ！やっぱりか。
鎧女は、透明化魔法で消えて潜んでいたようだ。透けている。
水に沈み溺れかけながらもナイフで突き続ける。
怪しいとはおもってたが、まさかこんなに早く仕掛けてくるとは！
経歴を聞いた時「ちょっとあれこれやってるのよね」なんてごまかした癖に、
職業は泥棒だって堂々と言っちゃう天然では、ハニートラップを仕掛けるには甘ちゃんすぎたよ。シネット。
だが、これからも雨が降る度に、最初に出会ったときのあのあどけなささえ感じる甘い微笑が、
まぶたの裏に蘇るような気がする。甘く苦い思い出。
・・・・そういえば、あのパンツ盗られた男を川にほったらかしにしたまんまだった。
ま、いいか。
はい、一人旅には欠かせない、ハニートラップ回である。
最初から怪しさプンプンだったが、指輪を拾った後に、場所と時間を変え、お礼の際に襲われることを想定していた。いきなりの水中戦になって、文字通りアップアップである。
シネットちゃんはこういう役割なため、特に可愛く描かれているが、Morrowindのオリジン版の絵（右）だと剃り込みがすごすぎて、もはや外星人だ。
