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【Morrowind旅日記】まとめ3 〈7~9日目〉寒い国から来たスパイ

PCOT翻訳基礎知識:その英語ゲームは、今すぐ日本語で遊べる【PCOTへの誘い】

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Morrowind日誌 7日目(2023.03.03)スパイ魔術師を探せ

各地にある、魔術ギルド間にも確執があるらしい。
バルモラの魔術師ギルド長が、ギルドをまわり、テルヴァンニ派閥のスパイを炙り出せという。
見つけても報告だけで、始末する必要はないようだ。
きな臭い。

アルドラン、サドリスモラなどの魔術師ギルドをテレポートで回るが、どこもスパイの存在を否定する。
最後に最大の都市ヴィヴェックの魔術師ギルドに飛ぶ。*1
ここには、魔術師ギルドを束ねる、アークメイジのおっさんがいる。
どこのギルドでも評判が悪く、馬鹿にされているが。
この時、挙動不審の男が目にとまる。
アークメイジのおっさんの相談役として最近重用されているという赤い服の魔術師。
アークメイジのおっさんに、あいつ怪しいと言うと、最も信用してる右腕だとかばう。
エライ人からの推薦状もあるという。
それを見せてもらうと、ひと目見てわかる、雑なニセ推薦状。
このハゲ、ほんとに使えんわ。

ギルドに報告し、次にここを訪れると、あのスパイ魔術師は消されていた。
怖い怖い。同じギルド間の暗闘も相当のものだ。さすが反社。
それにしても、最近ギルドの払いがよくなくて、スキルをあげる金がない。

Morrowind日誌 8日目(2023.03.04)魔法使いの弟子

ギルドの次の命令は、ある魔術師の家でなにか起きてるらしいから、見に行ってくれというもの。
久々の、犯罪じゃない人助け依頼だ。
常に赤い砂嵐が吹き荒れる、過酷なマールガンにその家はあった。

家のドアを開けると、スカンプが襲ってきた。すぐ撃退。何がおきてる?

スカンプの死体が持っていたキーで、押入れのドアを開けると、無精髭の裸のおっさんが立っている。
「師匠の魔術師に隠れてスカンプを呼び出したが、服を奪われ、ここに立てこもったんだ。もう魔術なんかこりごりだ。てへぺろ
なんか、イラッとして、このまま短剣で突きたくなる。
クソみたいな顛末を、バルモラ魔法ギルドに報告したが、どうやらここの仕事はこれで打ち止めらしい。
そろそろ、よその町に行くべきか。

Morrowind日誌 9日目(2023.03.05)北国よりアレをこめて

この町には、ブレイズ(帝国スパイ組織)の仕事が残っていた。
そもそも囚人だった吾輩が自由になれたのは、これのおかげ。
つまり、メインクエスト。でも、あまり気が進まない。
この組織の親玉、常に上半身裸でマッチョな身体を見せつけるナルシシズムといい、不敵な風貌といい、元スパイだったことといい、
遠い北の大国の侵略戦争好き独裁者を思わせて、なんか気に食わないのだ。しかもヤク中ときてる。
服着ないと刺すぞ。
ブレイズの最初の指令で行かされるヴィヴェックは、巨大なビルが並んだ、この島最大規模の水上都市だ。
縦横に広がる複数の複雑な建物の構成を覚えるのは、方向音痴の吾輩には絶対無理だ。
ホントのことを言うと、メインクエがイヤだったのは、ここに来なきゃいけなかったからだ。*2
フラール家の派閥クエストをほっぽってたのも、同じ理由だ。

ほんとに、ヴィヴェックに行きたくないのである。キャラというよりプレイヤーが。結局メインに手を付けずに、この後も各地を放浪することになる。

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=脚注=

*1:この世界にはいわゆる一度行った場所に無条件で飛べるファストトラベルはないが、各地の魔術師ギルド間を結ぶテレポート網がある。

*2:魔術ギルドの用事は、魔術ギルド内のテレポートだけで行き来できるから、迷う心配がなかったのだ。