CRPGを楽しむためのメモ

PCOTで海外ゲームを日本語翻訳しながら遊ぶ

【Morrowind旅日記】まとめ6〈14~16日目〉聖戦士ラリエンナ

PCOT翻訳基礎知識:その英語ゲームは、今すぐ日本語で遊べる【PCOTへの誘い】

◆MorrowindをPCOTで日本語訳して遊ぶ【OpenMWという福音】

◆【Morrowind旅日記】(バックナンバー)

----

Morrowind日誌 14日目(2023.03.10)神狩り:100分後に死ぬワニ

サドリスモラの戦士ギルドの指令で、誰かの狩りの手伝いに派遣される。
交通手段もない道なき道を、ブツクサ言いつつ徒歩で踏破。
ここは、島の南東の端。夜明け前。山から見下ろす箱庭のような景色。
遠くに見えるドゥエマー遺跡が目的地だ。

夜が明けてきた。遺跡が近くなると、焚き火に照らされた簡易キャンプのそばに佇む、ひとりの戦士が見えてくる。
「遠路はるばるすまなかった。私の名はラリエンナ・マクリナ。
あるデイドラを追っているが、傷を負わせたもののこの遺跡に逃げ込まれた。
一人では危険すぎると判断し、戦士ギルドに応援を求めた。
私の相棒となって、『大いなる獣』を狩るのを手伝ってほしい。」
「よろこんで~!」
「中には罠や多くの敵が待っている。お互いの背中をあずけ、慎重に行こう」
美しいクルセイダーは、遺跡のドアを開けた。
彼女は手練れの戦士であり、遺跡のオートマトンも瞬間的にスクラップだ。
正直、吾輩の出る幕がない。助っ人など必要ないのでは。
その上、ちょっとでも傷ついたときは、頼むと癒やしの魔法をかけてくれる。好きっ。

奥に行くにつれ、ラリエンナは不穏な気配を肌に感じるのか、さかんに警告を発している。
罠が仕掛けられた怪しげなドアを開けると、部屋の中央に巨大な水晶のモニュメント。
そして桃色のバリアをまとった、異形の獣が魔法を詠唱しつつ、こちらに近づいてくる。
それは、おぞましい、二足歩行をするワニだった。

二人してタコ殴り。決着はあっという間についた。

もはや神でも悪魔でもない。単なるワニの死骸だ。

最大のリスペクトをこめて、吾輩に敬礼を捧げる聖戦士。
こちらこそありがとう。貴女と戦えて嬉しかった。
この遺跡にはお高い遺物がいっぱいあるから、ウハウハなんですわー。

ラリエンナはしばらくこの遺跡でデイドラの残滓を調査するという。
名残惜しいがここでお別れ。
「さらば、友よ」彼女の声が、遺跡の壁に響いた。

このクエストは、おそらくゲームの作り手も意識しているであろう、かなりスペシャルなもので、心に残る。これまで、迷子や護衛で同行者がいたことはあるが、基本ついてくるだけだった。

最初からバディを組んで、パーティで迷宮探索や戦いをするのは始めて。しかも彼女にはスペシャルな動作やセリフが用意されていて、嫌でもドラマティックに盛り上がるのだ。レベルは10に。

おまけ:オリジン版TES3のラリエンナ(左)との比較・・・・。やはりOpenMWは推せる!

Morrowind日誌 15日目(2023.03.11)丘を越えて

ヴァーデンフェル島の東側は丘陵地帯で、中央アッシュランドほど火山で荒廃していないようだ。
噴火から時間がたち、下草が生えたからだろう。のどかな雰囲気さえ漂う。
ただ、あちこちで焚き火やキャンプを見て近づくと、
野良エルフが問答無用でヒャッハーしながら襲ってくるのがウザイ。
戦士ギルドの命令で、ガラス鉱山の怪物を排除して学者を救い出したのをきっかけに、
この東の丘陵地帯を北に向かって放浪している。
どうしても方向音痴にとって厳しい町ヴィヴェックに行きたくないのだ。
ヴィヴェックのクエストいっぱい溜まってるのだが(メインクエとか)。
友好的な村を表敬訪問したり、墳墓のアンデッドを倒して宝物を漁ったりして、
力をつけつつ(レペル11に上昇)北を目指す。
やがて東北の端にある村に到着。ヴォスとテルヴォスという隣り合った村である。
建築様式が違うのは、住んでる住民の種族の違いだろう。

Morrowind日誌 16日目(2023.03.12)空飛ぶ猫

ヴォスの村は海に面しており、向かいの島にはテルモラというエルフの町がある。
歩くのに疲れたし、一休みしつつ、魔法の整理をする。
これまで、一部の魔法を除いてほぼ使ってなかったからだ。
浮遊の魔法や水上歩行の魔法はもっと高レベルじゃなきゃ使えないと思ってた。
空が飛べれば、徒歩のとき山や崖を乗り越えられるし、
水上歩行できれば、泳がなくていいから肉食魚やザリガニ男に引きずり込まれない。
テルヴォスの村の首長には、浮遊の魔法がなければ会えないと住民が言ってたしな。

  MorrowindをPCOTで日本語訳して遊ぶ【OpenMWという福音】

【Morrowind旅日記】カテゴリへ(バックナンバー)