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【PCOT】新モロウインド日誌まとめ13『第四の試練1:決闘裁判の行方』

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◆新モロウインド日誌day36(2024.07.02)『レドラン家:誘拐監禁事件』

(メインQuest)

バックモスの美女騎士団長へのご奉仕を一旦一段落させて、アルドランの巨大ドームに戻る。


ここはレドラン家の大邸宅が集まる場所で、吾輩が「オルテイター(戦争指導者)」であることを認めるよう、説得するべきレドラン家の評議員たちがいる。6人みんないる。

有力な評議員接触し、これまでの吾輩の苦難の歴史を涙ながらに語ると(嘘)、何かリアルさを感じたらしく、興味を抱いたようだ。思ったより話が通じる。
他の評議員にも口を効いてもいいと言ってくれた。

ただし、現在抱えている問題を解決しないとそれどころじゃないらしい。
なんと、彼の息子が評議員のひとりに誘拐監禁されているから、救助して欲しいという。
また汚い権力闘争か。
でもそれって内紛というより単なる犯罪やん。
どうやら、黒幕の評議員はかなりの有力者でカリスマ性もあり、うかつに手を出せないようだ。

ヤツの邸の右翼に、息子は捕われているという情報。
早速もぐりこむ。
右翼の広間を探すが、どこに監禁されてるのか判らない。

ガードたちに探りを入れてもけんもほろろだ。
だが、ガードの傍らのベンチに命令書が置き忘れられている。うっかりさん。

その命令書によると、どうやら廊下に隠し部屋があるようだ。タペストリーで覆って隠されているらしい。

行き止まりの廊下の奥にわざとらしくタペストリーが掛けられている。

タペストリーは幻影らしく、そのまますり抜けると隠し部屋のドアがある。

ドアを解錠すると、中に監禁されていた息子。いたいけな子供だと思いこんでいたが、モヒカンのおっさんだった。
しかもまた上半身裸だ。なんでやねん。

彼を護衛しつつ、脱出を試みるが、そこらにいるガードが目ざとく見つけて襲ってくる。
他の評議員からの心象を考えると、ボスの評議員を殺すのはご法度と聞いていたが、他は知らん。

文字通りの血路を切り開く。血煙の道が開通する。

なんとか実家?までたどり着くと父親は感謝し、他の評議員を説得すると約束してくれた。
だが今回の誘拐首謀者のクズ野郎は、武闘派で保守派で外人嫌いの差別主義者で、誘拐を邪魔されたこともあり、絶対に説得に応じないだろうと言う。

◆新モロウインド日誌day37(2024.07.03)『レドラン家:アリーナの決闘』

(メインQuest)

残りの評議員は五人。
問題は先の誘拐監禁を邪魔されたタカ派評議員。奴は拒否権を発動し、絶対に吾輩のオルテイターへの推薦を認めないだろう。全員一致が原則のため、このままではどうにもならない。

だがまずは他の評議員の説得だ。他が全員賛成すれば、追い詰められた奴は、名誉をかけた「決闘裁判」に持ち込む可能性がある。むしろそれがチャンスかもしれない。

ドーム内の各豪邸を、評議員の説得にまわる。
どんな面倒があるかと覚悟したが、意外なことにすんなりと四人が吾輩を推薦してくれた。最初に声をかけた議員の影響力は想像以上に大きいようだ。

最後に例のタカ派で誘拐監禁犯のクズ野郎のもとへ行く。
他の評議員の推薦に憤る彼は、もはや吾輩に対する怒りと憎しみを隠さない。

「おのれ、他の連中をたぶらかした下賤なお前を成敗してくれる。我が名誉をかけ、決闘を申し込む。ヴィヴェクのアリーナまで来い」

誘拐犯に名誉なんてあるか。ついにデュエルだ。なんでも暴力で解決だ。
「よそ者(アウトランダー)がオルテイターになるなどありえない。名誉あるレドラン家がそんなことを認めるぐらいなら、俺は死を選ぶ」

じゃあ、死ね。

ノミ交通やら運河のゴンドラやらを乗り継いで、ヴィヴェクのアリーナ棟へ飛ぶ。

アリーナの客席に間違えて入ってしまった。グラウンドに奴がいて、いきり立ってこっちに駆けてくるのが小さく見えていて可笑しい。

競技場へのドアを開けた途端、奴が襲ってくる。物干し竿のように長い両手剣と、分厚い黒檀の鎧。

憎しみのオーラを重たい剣に乗せてぶつけてくる。
魔法はなく、武器と武器の闘い。

長い攻防。だが吾輩の斧が奴の身体を完全にたたき割って、どす黒い血の海と肉の山に変えた。

アルドランに帰り、評議員から正式な書類と指輪をもらう。
こうして吾輩はレドラン・オルテイターとなった。

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