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【PCOT】新モロウインド日誌まとめ14『第四の試練2:色と欲の一族』

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◆新モロウインド日誌day38(2024.07.04)『フラール家:さむけ』

(メインQuest)

レドラン家に続き、吾輩が属しているフラール家の評議員たちを説得しに行く。
ヴィヴェクのフラール棟は実は初めてだ。最上階の豪邸にフラール最大の実力者クラシウス・キュリオがいる。
彼の推薦がまずは必要だ。

キュリオ邸。
フラール一族の実力者は、吾輩を吟味するように眼を細めると
「私と取引をするなら、まずは君がどんな人なのかじっくり確認させてください。さあ、このクラシウスおじさんに、提供できるものを見せておくれ。そうです、恥ずかしがる必要はありません」

見せろって・・・え?吾輩の身体?服を脱げと?

言うことを聞かないと会話さえしてくれない。
唇を噛み、全部ぬぐ。
変態おやじは恍惚とした表情と文字通りの猫なで声で「僕たちはうまくやっていけそうだ。これで君は我が近衛兵です」。

オルテイターへの推薦について聞く。
「ハニー、君のその魅力で、あちこちに散らばった評議員たちを説得する必要があるでしょう。
私?もちろん君を推薦しましょう。でもまず頼みがあります。
キスをしてくれませんか?プリンちゃん」

キュリオのような金持ちの権力者の変態がその力を振りかざし、人を思い通りにするおぞましさ。 それを甘んじて受けねばならぬ屈辱。
身体的に何も傷つけられなくても(いや唇の感触)、これまでで最も酷い暴力に心が萎え、絶望的な気分になる。

この回は最初何がおきてるか本当にわからなかった。プレイヤーにもトラウマと学びを与えられた気がする(・・;)。タイトルはロス・マクドナルドの名作『さむけ (The Chill)』より。

◆新モロウインド日誌day39(2024.07.05)『フラール家:藁山の針』

(メインQuest)

吐き気をこらえながら、ヴィヴェクを彷徨う。男とふたりきりになったときに女性は常にああいう恐怖を感じてる可能性があるのだな・・・と、恥ずかしながら今頃になって初めて気がついた。

さて、次に説得すべき評議員は、この巨大都市ヴィヴェクのどこかに「隠れ住んで」いるらしい。もう勘弁してよ。

どの棟か判ってても迷うのに、それさえ判らないんじゃ、藁山で針を探すようなものだ。
だが聞き込みの結果、セントオルモス棟で見かけたという噂があり、早速向かうことにした。

地下で例のキャッツアイ嬢に挨拶したり、倉庫の骸骨と戦ったり、さんざん回り道をした。だが、現地の聞き込みで、最上階で見たという話を聞く。そこの屋敷を片っ端から尋ねる。

すると偶然、別のフラール評議員の屋敷に当たった。
こいつは「金をくれるなら推薦してやってもいいよ」と言う。わかりやすい。
さすが経済ヤクザとか金に汚いと言われるフラール一族だ。いや、政治屋などみな同じ穴のムジナか。
お望み通り裏金を渡す。

その後も最上階の屋敷を突撃訪問し続けた結果、ついに隠れんぼの相手を見つけた。

「私を発見できた機知を評価して、君に投票しよう。もっとうまく隠れねばいかんな」
彼は、あっさりと推薦をくれた。

フラール家で推薦をとりつけるのは、あと三人だ。ヴィヴェクの近郊の荘園にいるという。

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