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【PCOT】モロウインド日誌第三部まとめ01『新世界より』

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MorrowindをPCOTで日本語訳して遊ぶ【OpenMW】 OpenMW+PCOT翻訳を選ぶべき7つの理由

◆モロウインド日誌第三部day01(2024.08.09)『暗殺者を追って』

吾輩は猫である。名前はナインテイルズ。
英雄神ネレヴァルの生まれ変わりネレヴァリンとなり、伝説通りに巨悪ダゴスウルを滅ぼし、今は諸国漫遊の旅の空である。

ヴィヴェク横にある帝国軍駐屯地エボンハート城を訪れる。ここは以前に空中監獄を脱出した際のテレポート先であった。その時始めて訪れ、今日は二度目だ。

ダゴスウル案件も片付いたことだし、ずっと寝込みを襲ってくる暗殺団「闇の一党(ダークブラザーフッド」の問題にケリをつける頃合いである。
それについては、ここにいる男が詳しいはずだと、衛兵から聞いたのだ。

城壁に目的の男がいるのを見つけた。
話によると、本土モロウインドの首都モーンホールドが暗殺者の本拠地であり、そこから刺客が送り込まれているらしい。
ダゴスウルの件で疫病が広まっていたため、まだ本土への渡航は止まっているが、長距離テレポートをしてくれる魔術師がこの城の評議員室にいると教えてくれた。

早速彼女を訪ねる。闇の一党と関わることはお勧めしかねる・・・といいつつも、テレポートを承諾してくれた。ヴァーデンフェル島を離れる時が来たようだ。

第三部は遂にDLC『Tribunal』に突入である。第二部からあまり間を置かずに始めたので、前置きも特になしだ。島を離れ、首都モーンホールドが舞台になる。広大な本編と違い、壁に囲まれたこじんまりとした都市の中を行ったり来たりするシティアドヴェンチャー。冒険するダンジョンは、下水道経由で行く地下に埋もれた旧市街が中心になる。

◆モロウインド日誌第三部day02(2024.08.10)『新世界より

転送されたのは、王宮内部の一室らしい。部屋にいるトカゲ魔術師に言えば島に戻してくれる。この街では空中浮遊の魔術が無効化されているという注意を受ける。

首都モーンホールドは、建築デザインも植生も明らかに島のそれと異なっている。同じモロウインドでも外国のようだ。  

扉を開け、中庭のような場所に出る。 ぐるりを長大で高い壁が囲み、空が切り取られている。なんとなく刑務所を思わせるなあ。(←元囚人の意見)
神殿や王宮を守るためだろうか。浮遊魔法が使えないのもそのせいだろう。  

見慣れぬ赤い鎧を着た衛兵を捕まえる。心の中でザリガニくんと呼ぶことにした。王宮を守るロイヤルガードだ。「闇の一党」の話をふると、不吉な名にためらいながらも、東のグレートバザール地区の下水道が根城らしいという情報をくれた。

この街の各地区は、旧い下水道でつながって迷宮化しているらしい。悪党どもが潜み、出没するのに好都合ということか。

また、ここは巨大神殿のある宗教都市でもあり、アルマレクシアという女神が実際に存在するという。島のヴィヴェク神のお仲間だ。もう一人の生き神と三人でトリビュナルTribunalと呼ばれている。(トリビュナルはこのDLCのタイトル)

各地区を隔てる巨大な扉を開け隣の広場へ。中央の大きな噴水、銅像、緑の芝。
広大な公園のようなところだ。王宮や神殿の余裕と威信を示す場所なのだろう。

広場の高い壁の隅に蛮族が全裸で立っている。またか!
「単に暑いから服を脱いでるだけだ。蛮族が裸だと、魔女に手を出して麻痺させられ剥かれたと決めつける奴が多いがお門違いだ」とドヤ顔で開き直る。 
決めつけるもなにも、そんなことが頻繁に起きてるということを自ら認めるような発言だ。 やっぱり蛮族はバカだ。

大きな街にはいろんなヤツがいる。

◆モロウインド日誌第三部day03(2024.08.11)『モーンホールドの市場にて』


グレートバザールはその名に恥じない地区だ。

通常店舗はもちろん、天幕、屋台、路上などあらゆる場所で商売が行われている。

今まで高級アイテムを拾っても、店に十分な現金がなくて高額で買い取ってくれなかったが、ここの店はそれなりに金を置いているようだ。やっと相応の価格で取引できそうだ。さすが首都。

ゲームも後半になると、5万、10万という価値のアイテムがゴロゴロ出てくるのだが、ヴァーデンフェルのお店は手持ちが1000とかしかなくて、その値段で売れないのである。宝の持ち腐れとはこのことだ。


店舗を覗き街を歩く人々に話を聞く。

王の死。次の王となるはずだった男の不審死。怪しい新王。抑圧を強める神殿。
地下にあるという古代の市街跡。下水道に巣食うギャング・・・様々な噂に出会う。
この街の概要が朧気にわかってくる。
そしてたくさんの依頼や相談を受けたが、まずは闇の一党の問題を片付けてから考えよう。


街を注意深く探して回る。下水が流れる街の隅に落とし戸を見つける。下水道への入口だろう。「闇の一党」のアジトへの道だ。

この街の下水道はヴィヴェクのそれと違い、不定形で上下の高低差もありずっと複雑なようだ。よその地区ともつながり、広大な迷宮を構成している。方向音痴にはつらい。

入ってすぐ、カジートのグラマラスな女の子を発見。ヴィヴェクのキャッツアイ嬢といい、チャーミングな猫は下水道が好きなのか。ネズミがうじゃうじゃいるからな。
敵意はないようだが、話しかけてもけんもほろろだ。

下水道はもう一つの街として様々な住人が潜んでいるらしい。
もちろん盗賊や怪物も。

クラシック音楽に疎いのになぜかタイトルを借りたくなる病気。ドヴォルザーク新世界より』は、ジョーズのテーマの源泉になり、学校の下校時刻に流れ(遠~き~や~まに~♪)、銀英伝の戦闘シーン、おいしい給食の甘利田先生の奮闘シーンなどのBGMなどで使われ、第四楽章冒頭は普通に口三味線できるほどポピュラー。最もよく聞くクラシックのひとつであろう(自分内調べ)。また『ペルシアの市場にて』は中学の音楽の時間に聞いて一発で覚えてしまった珍しい曲。

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