【Avernum日本語化プレイ】 PCOTで日本語翻訳しつつ遊ぶアヴェルナム体験日誌まとめ

PCOTで日本語化しつつ遊ぶアヴェルナム体験日誌まとめ【Avernum】
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●PCOT翻訳用Avernumのより良い誤読防止改造フォント ●Spiderwebゲーム関連記事 ●Image Creator
●Morrowind日記［第三部］まとめ ●Spiderwebsoftware Inc.

◆アヴェルナム放浪記30（2024.12.12)『冥府の城』
◆アヴェルナム放浪記後記（2024.12.15)

◆アヴェルナム放浪記30（2024.12.12)『冥府の城』

〈城〉は想像以上に巨大だ。
アヴェルナムの首都を兼ねた町であり、権力の集中する場所でもある。

警備も厳重で、何度も止められたが、フォルメロで獲得したロイヤルトークンは有効だった。

城内は冥界で建造されたとは思えないほど美しい意匠が凝らされており、おそらく地上から持ち込まれた本物の木の板を使った床もある。

王座の間にはシルクの服を着て金色の冠を被った痩せた老人がいた。弱々しく見えてもその眼光は人を一瞬で飲み込む力があるようだ。
「私がミカ王だ。ようこそ戦士たちよ。話は轟いている。これまでこの冥界で君たちほど目覚ましい功績をあげた冒険者はいない。ようやく私の前に現れてくれて嬉しいよ」

王は自身の出自や王になった経緯、アヴェルナムの歴史と現状、後継者についてなど、あらゆることをざっくばらんに話してくれた。
現在抱えている様々な問題についても。

このあたりは何年もスリスとの戦争を繰り返しているようだ。
城から北にある大きな湖にスリスの城が建つ島がある。そこのリーダーであるスリスの王を倒そうとして失敗し続けているらしい。そこで我々に王の討伐を依頼してくる。

城にも軍隊があるのになぜ？
「この城には水軍がない。軍隊を乗せる船舶も足りず島に近づくこともかなわない。少数精鋭のゲリラこそスリス王討伐を達成できるはずだ」

王様の勅命には逆らえないんだろうなぁ。褒美は魅力的だし。
まだまだやらなきゃいけないことが増えていくのだろう。

（アヴェルナム放浪記第一部了）

◆アヴェルナム放浪記後記（2024.12.15)

ここからはメタ視点だが文字の色は変えないでいく。

アヴェルナム東マップ。まとめ14~16の道程。今回は駆け足だったので省いているが他にも寄り道した場所、探索した場所がいろいろある。

ここまでで、約45時間。データベースを作っていたのでその分スローになっていると思うが･･･。以前やった時の記憶だと、これで半分に足りないぐらい、たぶん1/3以上は進んでいると思われる。
この日誌は攻略情報ではないので、これだけやれば「英語ダメ人間がPCOTで問題なく翻訳しながら遊べる」ことは示せたと思う。他の翻訳ソフトで操作がめんどくさくて放りだした僕がPCOTならストレスなく遊べることを保証する。

何度か書いたが、フィールドでも町でもダンジョンでも様々なイベントが起きる。単なるフレーバー的なものから先に進むために外せないものまで無数といっていい。それらが長文テキストメインに提供され、重なり醸されて独自の厚みで物語を形作っていく。この味わいは王道とかクラシックとかいう言葉だけでは表せない独特なもので、アヴェルナムを孤高の域に高めていると思う。

テキストメインだけど、文章は明解である。フォントも（行間問題さえ解決すれば）OCRがきれいに読んでくれる。テキストが出る範囲が固定されているので、ショートカットキーをマウスボタンにマクロ登録すれば、PCOTとDeepL（最近はGoogle翻訳もかなり良くなっていると聞く）で何も考えずにボタンを押すだけで長文をどんどん翻訳でき、ストレスはほとんどない。
「PCOTはSpiderwebのゲームを遊ぶために生まれた」という僕の妄言もまんざら嘘ではないと判っていただけるはずだ。

いま、GOGの冬セールでAvernumはじめSpiderwebのゲームの多くが60~70％引きで販売されている。おそらくSteamの冬セールでもワンコインで買える値段で販売されるだろう。試しに買って損はない。英語ゲームを恐れる必要も面倒な操作に悩まされることもないのは、英語ダメな面倒くさがりの僕がこうして連日楽しんで遊んでいることで証明されているだろう。