PCOTで日本語化しつつ遊ぶアヴェルナム体験日誌まとめ【Avernum】
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◆アヴェルナム放浪記28(2024.12.10)『蜂の巣に棲むドラゴン』
マギの塔を出て、アヴェルナム南東地域を探索する。
フィールドの隠された宝やアイテムを発見し、様々な敵に出会った。
地上に続いているかに見える急傾斜も見つけて脱出路かと期待を持ったが、ずいぶん前に帝国軍の手で埋められてしまったようだ。帝国め。
細い洞窟が複雑怪奇に入り組んだ「蜂の巣(ハニカム)」と呼ばれる一帯を探っていると、最奥に洞窟を見つけた。
ムッとする臭気が、奥にドラゴンがいることを示している。
だが、入った途端、禍々しいルーン文字が書かれた10フィートの垂直の大理石の高い壁(段差)が行く手を塞ぐ。我々にこの高さを跳ぶことはできない。
崖は洞窟の住人の「邪魔をされたくない」という意志だろう。
仕方なく細い脇道を登る。当然そこには門番がいた。ドラゴンの小型の眷属、ドレイクである。口から吐く炎に焼かれながら、じりじりと奥へ進んでいく。
ドレイクは次々と現れる。動きのとれない狭い通路に悩まされながらも、撃破していき、やがて天井の広い広間に出た。
そこには畏怖の気持ちを抱かせる巨大なドラゴンがいた。我々の侵入を明らかに不快に思っているようだが、まだ攻撃はしてこない。
好奇心が先行し、少しの間我々と話す気になっているらしい。
「ちっぽけな人間どもがよくもここまで来れたものだ。おかげで門番を補充せねばならない」
と、竜は言った。
▲ハニカムのアスロン洞窟(左上)。右側の全体マップでハニカムがいかに入り組んだ細い通路でできているか見て取れる。蜂の巣というより蟻の巣っぽい。
◆アヴェルナム放浪記29(2024.12.11)『大洞窟(グレートケイブ)』
ドラゴンはアスロンという名だった。鼻腔から煙を吹き出しながら「何か用か。早く済ませれば命だけは助けてやろう」と言った。
古竜モトラクスが「隠遁者」と呼んでいた彼女は、劣った生き物である人間を避けて過ごすのが信条らしい。
だが隠遁していても、我々のアヴェルナムでの評判は聞いていたようである。
ここでの活躍が、結果的に帝国に害を及ぼしていることが彼女に好印象を与えているようだ。帝国に追われて地下で過ごすことになった彼女は帝国に恨みを抱いているのだろう。我々を殺さず話をしてくれる理由である。
さらに、スローの魔法を強化する本を読ませてくれ、エリカという西の塔に住む大魔術師の話もしてくれた。
この冥界の誰もしらないという秘密も。
どうやら殺されずにここを出られるようだ。
▲アスロンとの対面。彼女の背後の道に行くと殺すと言われて行かなかったが、重要なものがあるんじゃないかと気になる(前やったときどうしたか覚えてない)。アスロンが話してくれる誰も知らない秘密は『2』の予告編になっている。
切り通しの崖の迫るハニカムを出て、南端の溶岩地帯に行くと、古代の悪魔と人間の乱戦の途中でそのまま時間が止まってしまったような不思議な空間があった。アヴェルナムには秘密がたくさん隠されている。
さらに西に進むと大河をまたぐ形で存在するアルマリアという町につく。
そこを境に〈大洞窟〉――グレートケイブが広がる。広大な不毛の荒野が続くその名の通りの巨大な空間である。
ここまで来たら、次の大目標であるミカ王がいるという〈城〉に先に顔を出すべきだろう。
我々はそそくさとアルマリアを通り過ぎ、大洞窟に足を踏み入れる。
遠くに〈城〉のシルエットが見えている。そう遠くはないようだ。
▲フィールド上に大きな面積を占めるゲーム中最大のランドマーク〈城〉
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